急増する Blogger によるスパムブログについて CNET Japan が取り上げています。
攻撃者(スプロガー)は、自動化ツールを使ってBlogger-BlogSpotサービスを操作し、特定のウェブサイト(住宅ローン、ギャンブル、タバコなどの各種サイト)へのリンクを張り巡らせた数千件もの偽ブログを作成する。その目的は、リンク元の多いページを探してウェブを動き回る検索エンジンのスパイダーをだまし、検索結果に不正に手を加えて各サイトへのトラフィックを増加させることだ。
リンクばかりのブログが何の役に立つのかと思っていましたが、検索結果を操作するのか、なるほど。そしてそのスプログ(スパムブログ)をつくるのに Blogger の BlogSpot が使われている、と。

実際にどんなスプログがあるのか見てみたい、というときに役に立つのが
Google Blogoscoped で紹介されていた
SplogSpot です。
このサイトはスプログのみを対象にした検索サイトなのです。検索以外にも
Recently updated splogs という機能で、更新されたばかりのスパムブログを確認できたりもします。
Google Blogoscoped には SplogSpot の他に
Spam Google なるスパム検索サイトも紹介されています。ちなみにこのサイトは、
Google とは無関係とのこと。
こんな検索サイトが立ち上げられるくらい、スプログが増加しているということですよね。前出の CNET Japan の記事でも、スプログが急増しているために blogspot を検索結果からはずそうかと考えている検索サイトもあると書かれていましたが…。スプログのせいでまじめにブログをつくっている Blogger 利用者にはとんだとばっちりですね。
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本日、Bloggerの旧ブログの投稿に手を加えていたところ、投稿画面においても、ワードベリフィケーションが導入されていました。
ReplyDelete20件近い投稿のコメント記入をアクティブにする変更を加えていたので、面倒くさいことこの上無しでした。
しかし、先ほど、新ブログの投稿をした際には、何にもなし。
一体なんだったのかな?と思っています。
> H.M.さん
ReplyDeleteWord Verification も破られるとなるとこまめにスパムコメントを削除するよりほかなくなってしまいますね…。うーん。
> ちゃめさん
投稿画面での Word Verification の件、Unter den Linden さんでも記事にされていますが、Blogger のスパムブログ対策の一つのようですね。ちなみに Blogger Buzz にも関連記事があります。