新 Blogger のフィードの種類と、パラメータについてまとめておきます。
フィードの種類
新 Blogger で利用できるフィードは次のとおりです。
- ブログ投稿フィード
- ブログコメントフィード
- 投稿別コメントフィード
- ラベルフィード
ブログ投稿フィード
http://YOURBLOG.blogspot.com/atom.xml
http://YOURBLOG.blogspot.com/rss.xml
旧 Blogger でメインだったフィードがこちら。新 Blogger でも利用可能。FTP 公開ブログでは今も
atom.xml
がメインです。
http://YOURBLOG.blogspot.com/feeds/posts/default
新 Blogger のメインフィード。
default
の部分は
full
(全文)、
summary
(要約)に変更可能です(以下、他のフィードの
default
についても同様)。
http://www.blogger.com/feeds/YOURBLOGID/posts/default
上記フィードと全く同じですが、ブログ ID でアクセスすることが可能。FTP 公開ブログで利用するのに重宝します(
atom.xml
では使えないフィードのパラメータが使えるため)。
www
は今のところ
www2
でも
beta
でもOK(以下、別のフィードの
www
も同様)。
ブログコメントフィード
http://YOURBLOG.blogspot.com/feeds/comments/default
ブログ全体のコメントが掲載されるフィード。レイアウトテンプレートではフィードウィジェットに通すことで、「最近のコメント」欄を表示するのに利用できます(参考:
@aka さんの記事)。
http://www.blogger.com/feeds/YOURBLOGID/comments/default
上記と同じもの。FTP 公開ブログやクラシックテンプレートブログでも Feed2JS(
参考記事)に通すことで「最近のコメント」を表示することができます。
投稿別コメントフィード
http://YOURBLOG.blogspot.com/feeds/YOURPOSTID/comments/default
指定した投稿についたコメントを掲載するフィード。たとえば「Blogger 質問コーナー」みたいな投稿を作って、そこについたコメントを別のページ(トップページがいいかな)で表示する、といったこともできます。
http://www.blogger.com/feeds/YOURBLOGID/YOURPOSTID/comments/default
上記の、FTP 公開ブログでもアクセス可能なバージョンです。
ラベルフィード
http://YOURBLOG.blogspot.com/feeds/posts/default/-/YOURLABEL
ラベル別の投稿を掲載したフィードです。ラベル名は URL エンコードする必要があります(参考記事:
1、
2)。このフィードは、URL 末尾に
/YOURLABEL2
とつけ加えていくことで、ラベルの絞り込みも可能。ラベルウィジェットにフィード URL へのリンクを貼り付けるなんてのも、以前やりましたね(
参考記事)。
http://www.blogger.com/feeds/YOURBLOGID/posts/default/-/YOURLABEL
上記のフィードの、FTP 公開ブログでも利用可能なバージョンです。あまり利用することがない気がします(FTP 公開ブログ=クラシックテンプレートでは、ラベルはつけられるものの、ラベル一覧を表示する機能がないため)。
パラメータ
atom.xml
、
rss.xml
以外のフィードは、URL の末尾にパラメータを付け加えることで、いくつかのオプションが利用できます。
※ パラメータは、一つ目は
?param1=value1
というように
?
でつないで追加し、二つ目以降は
¶m2=value2
、
¶m3=value3
と
&
でつないで追加していきます。
フォーマット
alt=atom
Atom 1.0 形式で書き出し。パラメータなしだと自動的にこれになるので、このパラメータ自体は書くことがなさそう。
alt=rss
RSS 2.0 で書き出し。RSS しか受け取らないというサービスに登録するときには、このパラメータをつけます。
alt=json
JavaScript などで利用するのに便利な JSON 形式(
参考記事)。異なるドメイン間でのデータのやり取りはできません。
alt=json-in-script&callback=FUNCTION
フィードの JSON を読み込む JavaScript が書き出されます。script 要素の src に直接指定することで、異なるドメインからもデータが取得可能。コールバックパラメータで、データの取得後に呼び出す関数名を指定します。
期間
updated-min=2007-01-01T00%3A00%3A00%2B09%3A00
updated-max=2007-01-31T23%3A59%3A59%2B09%3A00
min から max まで、指定した期間中に更新された項目を表示。それぞれ
updated-min=2007-01-01T00:00:00+09:00
、
updated-max=2007-01-31T23:59:59+09:00
を URL エンコードしたもの。エンコードなしだとエラーが出ます。
published-min=2007-01-01T00%3A00%3A00%2B09%3A00
published-max=2007-01-31T23%3A59%3A59%2B09%3A00
指定した期間中に投稿された項目を表示。パラメータ
orderby=published
と併用します。
ソートキー
orderby=updated
項目を更新された順に並べます。パラメータなしだと自動的にこれになるので、あまり書きません。
orderby=published
項目を投稿された順に並べます(
参考記事)。
項目数
max-results=NUMBER
フィードに掲載する項目数を指定します。パラメータなしの場合は 25 個。フィードの場合、101 以上を指定しても 100 個までしか掲載されません。
開始番号
start-index=NUMBER
何番目の項目から掲載するかが指定できます。パラメータなしの場合は 1。項目数のパラメータと合わせて
max-results=100&start-index=101
のような使い方をします。
クリボウが知っているのは、今のところこれだけ。新しいのを見つけたら追加していきます。他にもご存知の方は、教えて下さいね。